私たちクラフト・ハウスは、断熱や換気に特に力を入れています。これは夏も冬も気持ちの良い家を造る上で妥協できません。 建てるときに余計なコストをかけず、その分を断熱や換気に回す、その姿勢でどんなにご予算が厳しい場合でも、断熱、気密は疎かにせずにやってきました。 北国の冬と結露の怖さを知る地元工務店だからこその強みがそこにあります。
人は1日に1万リッター以上の空気を吸います。その空気が汚れていては、健康に影響を与えるだけでなく、家の中で結露やカビの原因となります。そこで、住宅を設計する際には、きちんと空気の入れ替えができるように工夫します。
人が温度差による不快に感じるのは、くるぶしの高さと頭の高さの温度差が3度を超えたときと言われます。気密性能が不足していて隙間があると、そこから不快な外気が入ります。温度のムラを防ぐ意味でも断熱・気密性能はとても大切です。
ここ岩手の場合、一年のうちで5~6ヶ月程の間、暖房を必要とします。一方、冷房が必要な期間は2ヶ月程度です。冬の光熱費を抑える工夫が省エネにつながります。断熱性能を高めれば、冷房時にも効きがよくなり、年間を通じて光熱費が下がります。